今週は、ロンドンを拠点とするドキュメンタリー写真家であり、SkylumアンバサダーであるAiyush Pachnandaに話を聞きます。

まだキャリアは浅いが、Aiyush Pachnandaは、ロンドンの複数のサブカルチャー(特に入れ墨の文化)に焦点を当てたユニークで洞察力のある仕事ですでに注目を集めている。彼の被写体の多くが提示するユニークな課題を考えると、私は彼がどのように撮影やその後の編集に取り組むのかに興味を持っていた。

あなたの創造力に火をつけるものは何ですか?

「私はただその時々を大切にして、本当に興味のある何かを見つけ、その瞬間を共有し、アーカイブするための最良のフレームを考え出すのが好きです。」と彼は言う。「何かシンプルなものを撮る、例えば鳩が通りを横切る姿のように。ほとんどの人は気にも留めないですが、私はその普通の瞬間に何かカッコイイものを探し出して、そこに物語を見つけようとします。」

彼に、平凡な瞬間に面白いものを見つけることがずっと彼の創造力に火を付けるものであったかどうかを尋ねると、彼はこう言った、「私はいつも物語に興味を持っていました。大学では、映画制作、サウンドデザイン、写真、広報を網羅したクリエイティブ・メディア・プログラムにいました。当時、写真にそれほど興味はありませんでした。しかし、退屈なインターンシップで働いている間、ただ創作的な活動を維持するためにiPhoneやとても古いデジタル一眼レフで撮影を始めました。時間が経つにつれて、徐々にフィルムや大判デジタルカメラのようなさまざまな写真フォーマットを試しました。ただそこから続けました。」

クリエイタープロフィール:Aiyush Pachnanda | Skylum Blog(2)

完成フレームを想像して

どの写真家も、それぞれ異なる方法で被写体にアプローチする。写真を作るときに何を考えるかを尋ねると、彼は次のステップを共有してくれた。

「まず、フレーム内のジオメトリを見る事です。邪魔になる要素を排除するか、あるいは説得力のある方法で被写体をフレームに入れるものを見つけようとします。私は、被写体を際立たせるミニマリストのフレームを追求しています。

次に、人物を撮影する時は、必ず目にピントを合わせたいです。誰かの目を見ると、いつも非常に印象的です。私は、目が見るものを魅了することで、フレーム内の他の要素に目が行くことを防いでいると思います。

最後に、目を見張るようなコントラストを作り出すか、イメージをよりまとまりのあるものにするフレーム内のさまざまな要素の並置を探します。抗議行動で犬を肩に乗せた男のような、普通からかけ離れた要素が特に好きです。あの男のストーリーを知って、それを撮りたいのです。」

入れ墨の肌の編集

彼は、入れ墨、特に顔の入れ墨を持つ人々を特集した画像でよく知られている。このテーマは、いくつかのユニークな編集の課題を提示し、彼はこれらの編集へのアプローチの仕方を共有している。

「まず、入れ墨の肌を編集するときには、特定のインクの色が特定の光で、本当にひどく見えてしまうことがあるので、入れ墨の肌を編集するときには、LUTの使用を避けます。撮影時には常にこれを計画に入れていますが、撮影されたものには説明がつかないこともあり、LUTはこの種の修正に使用するのに大雑把すぎます。」

「私は、創造力を掻き立てる前に、これらの難しいインクを制御するために、非常に単調なイメージから始めたいのです。その単調な画像にするために、シャドウとハイライトを調整し、コントラストと色調の観点から、画像が非常に均一になる箇所へシャドウとハイライトの両方を引き伸ばします。」

「次に、もう一度、目にピントを合わせます。非常に暗めになる傾向がある顔に入れ墨のある人物を編集する際に、これは特に重要です。ミニマリストのフレームに設定しますが、人物ではなく入れ墨に焦点が行ってしまい易いです。この問題を解決するために、見る人の注意を目に再度向けさせるように、常に目を入れ墨よりも明るくするようにします。」

「人々は一般的に入れ墨、特に顔の入れ墨に対して、強い固定観念を持っています。編集中に目を失うと、被写体は恐ろしく見え、その固定観念を強めてしまいます。この作品での私の目標の一つは、人々に入れ墨への先入観を横に置いて、その代わりに、入れ墨を入れることを選択したユニークな人を見てもらうことです。それが、私がこれらのイメージで達成しようとしているストーリーです。」

クリエイタープロフィール:Aiyush Pachnanda | Skylum Blog(3)

AIをビジネスの効率化のためのツールとして

Luminar 4に精通している一方、彼は、LuminarAIを試運転し始めたばかりだ。これまで見てきたものに基づいて、彼はAIがユニークな機会をもたらしていると考えている。

「LuminarAIを理解し始めているところですが、テンプレートや同期調整などのツールによってもたらされるバッチ処理の機会に興味があります。」と彼は言う。

「すべての編集ソフトにはプリセットがあり、これは確かに役に立ちます。それでも、バッチではそれぞれの写真に合わせて調整する必要があります。私が理解しているところでは、同期調整はAIを使用してバッチ内の各写真を見て、テンプレートの適用方法を調整することで、それぞれの完成画像がまとまりのある全体の一部のようになります。私は今これを手動でやっていますが、AIで大幅に時間短縮になりそうで、それは撮影が重なって、大量の編集をしなければならない時に特に重要になります。」

AIが稼いでくれた時間をどのように使うか尋ねると、彼はすぐにクライアントとのコミュニケーションに投資することを考えている。

「自分の作品を知ってくれて、評価してくれる人が増えるにつれて、それ自体がより多くの機会を与えてくれます。編集に集中してしまうと、いつもメールの受信トレイに注意を十分向けることができるとは限りません。満杯の受信トレイはうれしい悩みですが、それに返事するという多大なプレッシャーも生まれます。

AIが編集時間を短縮し、現在および将来のクライアントとの有意義なつながりを持つ時間を増やすことができれば、大きな余裕が生まれ、集中でき、一方でビジネスを構築するのにも役立ちます。これは、仕事の上でもにも個人的にも大きな利益となるでしょう。」

最後にアドバイス

写真を向上させたい人のために、彼には、非常に簡単なアドバイスが一つある:

「携帯電話だろうが大きなデジタル一眼レフだろうが、カメラを持たずに出かけないことです。あなたを幸せにしてくれるシンプルなイメージを常に探している自分を想像してみてください。こうすれば、時間の経過とともに自らの感覚を研ぎ澄まし、一方で次のステップに向けてのスキルも磨けるでしょう。」

彼の作品をもっと見るには、Instagramポートフォリオをチェック。

クリエイタープロフィール:Aiyush Pachnanda | Skylum Blog(4)

Luminar Neoのパワーをお試しください

無料で体験 無料で体験
クリエイタープロフィール:Aiyush Pachnanda | Skylum Blog(6)

高度でありながら、使いやすい写真編集ソフト

プランを見る