今週は、フロリダを拠点に活動する風景写真家であり、SkylumアンバサダーでもあるElia Locardiさんにお話を伺いました。

Elia Locardiにとって、風景写真は抽象的な言葉です。アイスランドのセルジャランズフォスからシンガポールの高層ビルまで、風景は何でもあります。しかし、Eliaが本当に注目しているのは、人がすべての困難に抵抗して存在する方法を見つけた地域、人工的なエンジニアリングの偉業が地球の自然の美しさと共存している地域です。

私たちは、LuminarAIについての意見と、創造的なビジョンを達成するためにそれが何を意味するのか、Eliaに話を聞きましました。

最初のひらめき

高い評価を得ている風景写真家のElia Locardiが初めてサーフィンを習ったとき、物事は計画通りにはいきませんでした。

「海でパドルアウトしたんだ」とEliaは綴ります。「そして、自分が何をしているのか分からなくなった。いくつかのことに気が付くとすぐに、こんなターンなんてできないと、ストレスを感じ始めたんだ。どうやってやればいいかわからない。それに、彼らがプロのサーファーだとは知らなかったけど、数人のプロが道の向こう側を見ていた。僕は素晴らしいことをする彼らを見ていた。360度、僕のできないこと。それで、彼らに聞いたことを覚えている。「ねぇ、僕はイライラするんだ。」といった具合に。僕にはできない。彼らは、楽しんでる?と聞き返してきたことも覚えている。僕は、うん、本当に楽しいと答えた。彼は、じゃぁ、この中で最高のサーファーは最も楽しんでいる人だねって言ったんだ。

Eliaはこの言葉を心に刻み、常に楽しみながら風景写真のキャリアを築いてきました。2009年にフルタイムの写真家としてのキャリアをスタートさせて以来、Eliaは65ヶ国以上を訪問し、200万マイル近くを飛行し、あらゆる世界の片隅のクライアントと仕事をしてきました。

創造的なビジョンを定義する

Elia Locardiのすべての決先の中心は、伝えるべきストーリーのあるロケーションです。

「それはロケーションから始まります。ロケーションがすべての仕事をして、すべての感情を伝えて、どう処理しても人が見たいと思うものであってほしいと思っています。それが核です。私は誰かに作品を見てもらって、「わぉ、ここ行ったことある」とか「これがその場所か」とか「これどこ?行かなきゃ」と言って欲しいんです。」

Eliaは、ビジョンを達成するために、ハイライトを戻したり、シャドウをぼかしたり、ホワイトバランスを調整したりと、RAWでの作業に多くの時間を費やしていることに気付きました。彼の最終的な目標は?個人的に見たものに似たイメージを取り戻すことです。そして、その作業には、色を甘くしたり、テクスチャを微調整するなどの強化は含まれていませんでした。

クリエイタープロファイル:Elia Locardi | Skylum Blog(2)

編集を完璧にする

Eliaは、初心者の写真家や経験豊富な写真家にとっても、同じ結果を得るための方法が何百万通りもある中での後処理は、信じられないほど圧倒的なものに感じるかもしれないと指摘しています。しかし、ストレスを感じないことが重要です。

「後処理に突入している人に私が最初に伝えたいことは、パニックにならないでということです。なぜなら、実際はとてもシンプルだからです。」Eliaは言います。「難しく見えるのは、人が難しくするからです。それを見るのは本当に嫌いです。同じことをやる方法はいくらでもあります。始めたばかりの時には圧倒されることもありますが。」

そこでAIの出番です。

AIがどのようにすべてを変えるのか

Eliaは、写真を転換し、クリエイティブビジョンをシンプルにする計り知れない可能性をAIに見ています。「AIツールは、私が何年もかけてやってきたことを自動化しましたが、かつては本当に複雑だったプロセスを単純にしました。各写真の入り組んだ背景からヤシの木を取り除くのに2時間も費やしたくありません。出来るならひとつのボタンで済ませてしまいたい。」

空の置き換えなどの場合、個人的な仕事のためでも、クライアントを喜ばせるためであっても、特に何度も繰り返し同じ作業をしなければならない人にとって、AIは夢のようなツールです。

「クリーンなマスクを作成しようとする手動作業は確かに楽しくて興味深いです。しかし、私はワンボタンのアプローチが気に入っています」と、Eliaは言います。「なぜなら、作品を良く見せたいし、マスキングは完璧にしたいし、クライアントにも喜んでもらいたいから。それが100%自動プロセスでできるなら大助かりなんです。」

クリエイタープロファイル:Elia Locardi | Skylum Blog(3)

大切な時間を取り戻す

写真家がAIをワークフローに組み入れたら、それが自身のスタイルを強固にするパワフルなツールであることを発見するだけではなく、その他のパッションを探索するための自由な時間の豊かさを手に入れることでしょう。Eliaにとってそのパッションは寝ることです。

「私は過去12年間、世界中の街の景色、風景、環境を旅行してきました。そして、ほとんどの時間を暗い部屋のコンピュータの前で1人で過ごしてきました」と、Eliaは言います。「つまり、それが写真家のリアリティなんです。私たちは、同等かそれ以上の時間をコンピュータでの編集に費やしています。もし私がいくつかのプロセスを自動化して、抜け目のない完璧な結果になるのなら、少しでも自由な時間を手にできたら、寝ることができます。翌日4時起きして日の出を撮りに行かなければならないかも知れないけれど。なので、もし仕事を正常に完了で来て、数時間でも余計に寝ることができたなら、私はとても幸せです。」

分かれの知恵

「アーティストとして究極の悦びは、誰かが画像を見てそれが私の画像であると分かることだと思います。」Eliaは言います。「そして、それは私のスタイルが唯一で、認知可能であると同時に、人々が消費できるものでもあるということを知るための素敵な方法だと思います。写真は写真かもしれませんが、僅かな違いがすべての違いをもたらすのです。」

Elia Locardiのユニークで、特徴的なスタイルを見るには、彼のウェブサイトや、InstagramTwitterをご覧ください。

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