東京を拠点に活動する著名な写真家黒田明臣氏はかつてはベテランのソフトウェアエンジニアでした。それでも彼は写真の可能性を追求する芸術家の道を選んだのです。写真における芸術とはどう言うものなのか?その問いこそが彼の作品の核であり、作品の製作に向かう姿勢となっています。
名を馳せる広告写真家、黒田明臣氏は映画の世界に魅了されています。「映画の撮影技法の中に構図のヒントが沢山隠されているんです」と黒田氏は語ります。彼の撮影するモデルは自然かつ芸術的なポーズをとり、その姿に私たちはカメラの後ろにいる彼の目を通して魅了され、その漂う目線に隠された秘事を理解しようと努力します。
彼の写真は若い女性が自分の世界に浸っている状況からドラマや官能的な魅力を引き出します。彼女達の世界が持つ引力と内省的な雰囲気は見る人を捉え、もっと理解したいと思わせる力を持っています。セットは非常にシンプルですが、この壁や部屋が無ければ構図は不完全なものとなるでしょう。
「私は日常に置けるドラマチックな瞬間を捉えるのが大好きなんです」と黒田氏は語ります。彼がLuminarの為に作成したシグニチャープリセットパックの雰囲気を見ればこの事がよく分かるでしょう。このプリセットパックでは言葉にできない細かな機微の世界を表現し、東京の日常に隠されたドラマを見つけ出す手がかりとなるはずです。
トーキョウ・ポートレート プリセットパックにはLuminarで使用可能な13種類のプリセットが含まれています。